2018年4月21日土曜日

windows10のトラブルの原因

相変わらず大規模更新が行われ、Windows10を壊す人が多いです。1か月も起動しないでいると、いざ使おうというときに更新がたまっていていつまでたっても起動せず、電源を切ってトラブルになり、起動できなくなるのです。4月以降に、また大規模更新も予定されています。
その原因は、スマホ並みのアカウント管理やセキュリティ設定と省エネ機能が原因です。Microsoftアカウントを作成し、これでログインしないと使えない機能が多いので、アカウントを作成してログインして使うのですが、このアカウント管理はネットで行われるので、アカウントが壊れることもあります。
ログイン時に、パスワードを入れるようになっていますが、パスワード入力を自動でできるようにして、通常はパスワード入力を省略して起動する設定を使う人も多いです。しかし、こうしていてもサスペンドから復帰するときや、更新の内容によってはパスワード入力を要求されます。久しぶりの入力で忘れてしまうのはユーザーの責任ですが、更新のバグによってキィボードドライバがおかしくなり、特定の文字が打てなくなり、ログインできなくなるということもありました。0が入力できなくなり、パスワードに0が入っているため、起動できなくなってしまいました。最初はキィボードの不良と思い、USBで別のキィボードを繋ぎましたが、やはり入りません。ネットで調べたら、ある更新の影響で0が入力できなくなることがあったそうです。その後の更新で解消されていますが、修正更新を入れなかったPCでは、ログインできなくては更新もできません。
windows10を入れ直さないと直せませんが、こうすると今までのファイルやソフトは使えません。ハードディスクを抜いて、データを読みだそうとしても、同じwindowsではアカウントが異なると、セキュリティ設定のため、ファイルも読めません。
こうしたことが起きた時のために、プロファイル設定をUSBに保存するという機能がありますが、そんなことをしている暇はないでしょう。非常時用に、Administratorアカウントを作っておき、これで起動して使うのは個人用のPCではないと思います。
safeモードで起動し、Administratorアカウントを作成して、レジストリをいじって復旧するという裏技も、Windows10では制限されるようです。やはり、ログインできない場合に備えて、プロファイルをUSBにバックアップしておき、それで起動させることを用意した方が良いかもしれません。