mp3プレーヤーにスピーカーを付けるために作ってみて、音の良さにびっくりし、50W X2の製品を購入しました。中国製で、8000円です。同じ出力のA級アンプなら30万円はします。
CDの登場で、オーディオマニアが激減したのは、努力もコストも不要で良い音が楽しめるからです。デジタルは、ローコストでいろいろなことができる技術で、パソコンとインターネットが、情報のローコスト・大衆化を実現しました。デジタルアンプが、音楽のローコスト・大衆化を進めるのでしょう。その意味で、こういう製品が中国で開発され製造されているのでしょうね。まさに、中華アンプです。
オーディオ業界は、マニアのリッチ度を高めバブルを膨らませることで大きくなり、弾けました。オーディオは貴族の遊びでした。秋葉原では、高級サロンとしてのオーディオショップしか残っていません。50万のCDデッキで、100万円のアンプでスピーカーを駆動するよりも、デジタル音源は、D級アンプで再生することで良い音になるのでしょう。オーディオの民主化を進めるという意味で、中華アンプは面白い呼び方です。

