2015年5月26日火曜日

スマホのお勧めは

 インターネットを利用するには、パソコンよりスマホがお勧めです。家でしか使わないから、とタブレットをWiFiに繋いで使ううちに、やはりインターネットはどこでも使えないと不便だと気が付きます。地図・天気・時刻表、メールなど、屋外で使うことが多いのです。屋外でインターネットにつなぐために、ポケットWiFiを契約する人も多いのですが、これは携帯電波のデータ通信だけを使う契約が必要です。電話を使わない分、スマホよりも月額1000円くらい安くなります。以前は、ポケットWiFiは携帯電波とは異なる電波を使い、携帯よりは速い通信ができるWiMaxという形式のものが一般的でした。しかし、サービスエリアはさほど拡大せず、スピードも携帯電波がLTE(4G)という高速型ができて、Wimaxは衰退しました。また、日本では3社しかない携帯電波を、他の通信業者に卸売りをする制度が始まり、3社以外のいわゆる「格安スマホ」なるものが登場しました。そこで、ポケットWiFiを使うくらいなら、スマホを使う方が安いようになったのです。
 電話を使うのならガラケー、インターネットを使うのならスマホなのです。実際、「電話時々インターネット」というガラケーの通信料金は、スマホよりも高くなることが多いのです。インターネットはパソコンで、携帯では時々使うだけという人は、スマホです。インターネットはスマホが最適なのです。では、スマホはどう選んだら良いのでしょうか?
 毎月の携帯料金が5000円を超えていて、これを安くしようとは考えていない、という人にはiPhoneがお勧めです。iPhoneは初心者には一番のスマホです。安くスマホを導入したい、という人には、docomo・au・softbankの携帯キャリア3社から縁を切って、格安スマホにするのがお勧めです。電話番号もそのまま引き継げます。
 ただ、格安スマホには多くの種類があり、この選び方がポイントです。格安スマホは、一般的には、キャリア3社のような電話を安くするサービスがありません。電話もそこそこ使うというひとは、Yモバイルがお勧めです。ここは、softbankが吸収した会社で、電話サービスも1日30回・10分以内の電話はただ、という設定で月1GBのデーター量で3000円弱です。使い方もいろいろ教えてもらいながら、店舗で契約したいという人には、イオンの格安スマホが良いでしょう。最低は2000円弱です。ネット申し込みで、端末も自分で用意しSIMカードだけ差し込んで使う、というならニフモ(富士通系のniftyが運営)が2GBなのに2000円弱です。
 今使っている携帯のショップで相談するというのが、最悪の選択です。ポイントが溜まっているという人は、電話料金支払いにポイントをすべて使ってから、格安スマホに乗り換えてください。@の後ろに、携帯会社の名前が付く、いわゆるキャリアメールというガラパゴスメール(キャリアメール)は、もう使うのはやめます。これは、受信するたびに料金のかかる、電話回線を使うメールです。電話会社の稼ぎのもとなので、パソコンのメールソフトで受信できない仕組みになっています。その仕組みのせいで、スマホでは使えなかったことが、日本でのスマホの普及が遅れた理由です。iモードメールと言っていたdocomoのキャリアメールが、SPモードメールという形式で利権を残す技術開発に、数年かかったのです。同じような理由で、auのezweb.ne.jpメールも、パソコンとは相性が悪いままです。