セキュリティが高くなるのは、ユーザーにとって安心なことと思う人が多いのです。ここでいうセキュリティとは、使う人のセキュリティではなく、「使われる側」のセキュリティです。特に重視されるのが、インタネットを使う場合です。インターネットは、ダウンロードとアップロードが可能なネットワークです。ダウンロードしかできないテレビ放送とはここが異なります。インターネットを使う場合、基本的には、誰が使っているかは、プロバイダー契約をしている本人になり、誰がこんな情報をアップしたのか、違法音楽をダウンロードしたのかは、家のインターネット回線の契約者を特定すれば追跡可能なので、セキュリティが保たれるということになっていました。しかし、スマホの場合は、実際に利用している人が、契約者本人であり、インターネット側ではセキュリティが高いのです。
誰が繋いでいるのか、もっとはっきり特定できるように、パソコンの場合は、「ログイン」アカウントだけしかありません。それも、正式なアカウントでなく、多くがPCUserなど架空のものです。そこで、パソコンのセキュリティを高めるために、個人情報を増やした正式なアカウントで使ってもらうようにしています。それが、「パソコンをもっと便利に、セキュリティを高く」という売込みです。簡単に言うと、正式なアカウントで使って欲しいということです。この画面が出て、びっくりした人も多いでしょう。