2020年8月26日水曜日

60歳以上の新規スマホ乗り換えサービス

 TVの宣伝で60歳以上の新規スマホサービス乗り換えキャンペーンサービスが目立つようになりました。これまでは、安いことをうたった格安スマホの会社が多かったのですが、今は3大キャリア(電話会社)の「電話が無料」を うたう勧誘が多いですね。これには、理由があります。ガラ携サービスが、会社によって2022年から2026年で終了するので、それまでにガラ携ユーザーをスマホに乗り換えさせたいということもあります。もう一つは、中高年ユーザーは通信料(ギガ)をあまり使わず、スマホにしても電話を使う習慣から離れない、という理由です。既にスマホにした人も、オプションでかけ放題を追加する人が多いので、格安スマホ会社の弱点である音声通話サービスを訴える方が効果的と判断したのでしょう。ガラケーユーザーをスマホに乗り換えさせた格安サービスは2年で終わるので、最初は月の使用料が4000円台に安くなっても、それ以降は7000円台になってしまいます。かけ放題音声通話を使わなければ安いのですが、結局スマホを使いながらもガラ携通話を捨てきれない人が多いのです。2年過ぎてもガラ携通話をしまくります。そこで、60歳以上通話無料です。でも、これも期限付きです。結局お年寄りほど、月額7000円払っても、スマホで長電話しまくりです。安い端末で2年を選ばされて、2年で他社に乗り換える人も多いので、新しいサービスは高級端末を付けて、長く使ってもらうようにしています。line電話は音が悪いという理由で電話を使う人もいますが、5G時代になれば、インターネット経由の電話は、動画付でも音声品質は電話回線よりもよくなります。スマホは、音声通話は非常用で、定価の1秒1円でも良ければ、格安simとsimフリー端末の購入で、月額1000円の通信量で済むのですが。