2021年10月20日水曜日

Windows11への更新アップデート

 windows10までは、OSをインストールするためのハードウェアの敷居は低く、microsoftはRAMメモリーの容量程度しか要求してきませんでした。パソコンメーカーは、CPUやマザーボードなどを進化させ、新しいパソコンを売る努力をしてきました。新しいパソコンを売るときに、microsoftにはwindowsやpレインストールするOfficeソフトなど、microsoft製品を最低3万円くらい販売していました。7万円のパソコンも、半分はmicrosoftの売り上げです。windows10からは、無償アップデートということで、新しいパソコンを買わなくても、新しいwindowsが使えるのです。スマホのandroidOSのように、OS無償化を進めていて、有料のOS販売はせず、更新だけでwindows10を使い続けることができると宣言していましたが、いろいろな事情で方針変更し、急遽windows11を販売することにしました。しかし、パソコンの買い控えなどが起きないように、一部のハードウェア条件を満たすものだけには、無償アップデートを配信することにしました。おおむね、2018年以降に買ったパソコンです。WindowsUpdateでチェックしても、このような判定で、アップデートできないという判定で、がっかりする人も多いでしょう。

この不満を解消するために、もう少し古いパソコンでも更新できる方法をMicrosoftが公表しています。検証したところ、およそ7年前2015年以降のパソコンであれば、保証は無いもののWindows11にアップできます。更新にこだわるのは、そのパソコンに入っているデータや、購入してインストールしたソフトや環境がそのまま継承できるからです。クリーンインストールでは、高額な購入ソフトが買い直しになります。適合しない古いパソコンを5台、更新してみました。古いTPM1.2でも、世代の古いCPUでも動いています。
追記:その後、更新もすぐにあり、セキュリティデータの更新だけでなく、windows11の累積更新という大きな機能更新もありました。