2022年2月11日金曜日

インターネット接続が変わる

 パソコンのインターネット接続は、回線契約とプロバイダー契約で実現されます。Win坊は、回線をNTT光を使い、プロバイダーをBiglobeで繋いでいましたが、最近NTTからリースされているルーターを交換してもらいました。2年前に前にフレッツTVを解約しましたが、その際にNTTから工事に来て、光TVの端末を外すだけでなくルーターも交換すると言われました。ルーターの設定をやり直すのが面倒だったので、ルーターは古いままにしてもらいました。工事の人に伝えると、上に承認を得るということで、NTTに連絡して許可をもらっていました。
 ルーターは、終端装置に内蔵されているもので、光電話も入っていて、自宅のイーサネット環境のために、ユーザー設定していましたので、これをやり直すのが面倒でした。しかしこれ以降、このルーターを再起動しないとインターネット接続が無くなる事故が頻発し、10年以上使ってきたこの終端装置・ルーターを交換してもらうことにしました。回線契約をプロバイダーにまとめていたので、biglobe経由で申し込みました。NTTの判断なので、交換か修理か点検かは分からないというサポートの回答に不安を覚えましたが、最短の日程で工事が来ました。
 ルーターの設定は、工事の人のパソコンで読み取って移す、という話でしたが、あまりに古い機種なので、PPPoEの接続ID・パスワードは自分で申告して設定する必要がありました。ADSL・ISDN回線と使ってきたプロバイダー契約で、IDは覚えていますがPWは記憶がありません。パスワードも、BiglobeIDとは異なっています。やっとのことで思い出し、交換できました。個人情報ということで、工事の人には教えられないのです。
 予想通りの困難がありましたが、交換で分かったことは、既にプロバイダーはIPV6に切り替わっていたことです。これは、暫くはユーザーの申し込みで切り替わるものでしたが、互換モードができて、IPV6に対応しない機器も使えるもので、光TVを解約したことでプロバイダーが変更したもののようでした。そこで、WiFiルーターやSWハブも、対応機種に買い替えることにしました。そこで分かったことは、LANケーブルで繋ぐイーサネット経由のインターネット接続は、もう古いということです。せっかく光ファイバーで高速インターネットが使えても、PPPoE接続をルーターのイーサネット(LANケーブル分配)で共有しては、100MBps以上のスピードは出ないということです。最近のノートパソコンにはLAN端子はありません。これは、薄型のためと思っていましたが、1GBのLAN接続の消費電力節電と、高速インターネットのためでした。WiFi6という規格も、IPV6のIPoE接続で高速化を実現しているようです。スマホの5G回線が普及すれば、固定回線のインターネットも無くなりそうですが、そうならないためのIPV6です。その切り替えが、進行しているのでしょう。回線業者のリースでルーターを使っている人は、早く交換した方が良いです。ルーターの寿命は6年と言われていますが、これは機械的な寿命の他に、規格の変更の寿命もあるようです。
 スマホとインターネットTV、コロナによるリモートワーク・リモート授業の拡大で、インターネットもパソコンも、大きく変わってきました。