2014年2月5日水曜日

脱・PC時代

 microsoftのwindows8.1も、流れは止められなかったようです。Xpサポート終了で、パソコンの売れ行きは増えていますが、かつての量には遠く及びません。その分、Macコンピューターが売れたかというと、そうでもないのです。脱Windowsではなく、脱・パソコンという傾向が大きいのです。
 では、その流れはスマホ・タブレットなのか?これも、そうではなさそうです。脱・PCは、脱・ハードディスク、脱・ローカルサーバーであり、インターネット経由のクラウドの利用拡大にあります。パソコンには、ハードディスクが欠かせません。そこに、OSをはじめ、ソフトウェアがインストールされ、データが保存されていきます。パソコンが売れれば、OSが売れ、ソフトウェアが売れます。OSとソフトウェアで大きな収益を上げていたmicrosoft社が、この変化に大きな打撃を受けています。
 インターネットに繋がれば、ソフトも、データもあります。パソコンは、インターネット端末であれば良いのです。それが、脱・PCです。これは、脱P(パーソナル)と脱C(コンピューター・ローカルでプログラムとデータと管理するハードウェア)を意味します。パソコンの登場は、ジャンボジェット機が、小型セスナ機になって個人所有が可能になり、世界中どこでもいけるようになったもの、とWin坊は言ってきました。これが、無人運転のモノレールになるのです。個人が操縦することは不要です。その代わり、定期券(通信費)と身分証(アカウント)が必要です。これを、ソーシャル・コンピューター(SC)と呼びました。脱・PCの先には、SCがあります。C(コンピュータ)は残りますが、これは通信を制御するハードウェア(機械)という意味のコンピューターです。これが、スマホなのかタブレットなのか、あるいはグーグルグラスのような、ウェアラブルコンピューターなのかは、分かりませんが。