2016年6月3日金曜日

windows10への無料更新が、自動更新に

 噂に聞いていた、10への自動更新が自動実行されてしまった、という話ですが、実際に経験しました。7以降のパソコンには、右下のウインドウマークの通知が表示されている。これを開き、今すぐ更新をためらって放置しているパソコンには、microsoftが決めたスケジュールによって、自動的に更新が勧められるものです。無料更新期限を7月28日までと区切ったので、最終日に一斉に更新を実行されると、更新に必要な3GB藻のデータのダウンロードによって、インターネット回線がマヒしてしまうので、スケジュール化したものです。
 会社で使っているものはほとんど手動で更新していましたが、データベースのサーバーに使っていたパソコンは、普段画面も見ずにひっそり起動していたので、気が付きませんでした。これが、朝使っているうちに更新が始まってしまったのです。「突然サーバーへの接続が切れて、見たら25%も進行しています。」という電話で慌てましたが、始まってしまったものを止めるわけにはいかず、様子を見ることにしました。朝の業務が1時間以上停止しましたが、更新は完了しました。サーバーとして特殊な設定で使っていたので、そのまま不安でしたが、更新完了後、いったんシャットダウンして起動させ直しました。10への更新は膨大なもので、更新完了までに何度も再起動しますが、「完了しました」の後そのまま使うのは危険です。メモリーも対象に使い、パソコンは疲労困憊状態です。必ず再起動させます。その後、サーバーへの接続を実行しましたが、何の問題もなく動いています。殆どのドライバーや、ライブラリファイルも更新されたのですが、今まで通り動いているのは驚きです。そういう自信があるから、躊躇している人には「強制代執行」が下されるのです。もう一台7マシンがあったので、慌てて確認すると、以下の画面が出ました。互換性に問題がある場合は、強制執行は無いのです。まだ迷っている人は、「今すぐ更新」を実行して、突然の更新に備えましょう。長くwindowsと付き合ってきましたが、10は、95・Xpに続く新しい時代の始まりです。マシンを買い替えずに最新の環境が無料で使えるチャンスに、何を戸惑う必要があるでしょう。化石として滅びる道を選ぶ意味は無いのです。以下の画面が出る場合は、壊れるまで使って、新しいパソコンを買いましょう。
w10up