2016年8月21日日曜日

スマホの通信環境

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スマホの画面の上に出ている表示は、理解してみていますか?「メールが送れない」「lineが繋がらない・送れない」など、スマホトラブルの殆どは、スマホの接続関係を管理していないことによります。スマホは、4つの接続を使っています。一つは、ガラケー時代にも使っていた「電話回線接続」です。図は、最新のアンドロイドのものですが、いわゆるバリ3のように電波の強さを表すアンテナがあります。この図では、三角に見えます。
これが無いと、電話もかかってきません。これさえあれば、ガラケーは十分でした。
この電話回線に追加されるデータ回線が、スマホの契約を高くしているものです。これを使ってインターネットに接続しているときは、このアンテナにLTE(4G)や3Gの小さな文字が追加されます。このデータ回線が遅くて高いので、有線のインターネット環境があるときは、WiFi電波で接続します。WiFiで繋がっているときは、電話回線接続だけになり、データ回線を使っている表示(LTEなど)はでません。このWiFi接続が、スマホトラブルのもとになります。この図では、扇型になっていますが、ここに何かのマークがつくことがあります。WiFiの電波には繋がっているが、その先のインターネットには繋がっていないというマーク(限定接続・?・!など)があるときは、インターネットは使えません。これが起こるのは、接続しているWiFiの使用権利がない場合です。パスワードの知らないのに、接続してしまったり、自動的に接続してしまう場合があります。「無料WiFi・WiFiが使えます」などの表示を見て、無料で使おうと思っても、日本には個人が自宅のインターネット接続を、無料で提供する以外、無料のWiFiはありません。「個人情報を登録して、アカウントを取得すれば、無料で使える」というもので、自分が利用登録をしたもの以外FreeWiFiは使えません。ただかと思って接続すると、限定接続になり、インターネットが使えなくなります。海外のホテルなどで、ホテルの接続契約を使わせてもらうような場合、必ずパスワードが必要になります。パスワード無しのWiFiは、現代ではセキュリティの観点から存在しません。変なWiFiに接続してインターネットが使えない状態のときは、接続を切断します。スマホは、本来WiFiなしでインターネット接続できます。
最後のGPS接続は、地図やポケモンGoなどのアプリを使うときに必要なもので、電池を多く消費するので、使わないときは切れています。手動で接続することはなく、アプリが自動で接続管理します。ポケモンGoを始めて、スマホのデータ回線接続やGPS接続の便利さを再認識するとともに、WiFi接続は仕方なく使うもので、将来的には自宅以外では、すべてデータ回線で使うようになると思います。固定電話がなくなるのと同じように、固定のインターネット回線もなくなるでしょう。