2017年1月2日月曜日

インターネット接続は、光ファイバーからSIMの時代へ

 高速インターネット接続は、固定回線の光ファイバーを無線LANルーターで共有する、というのが一般的でした。スマホは、屋外ではデータ回線接続のSIMを使いますが、屋内ではパケット量節約やスピードを優先して、無線LANルーターのwifiを使います。SIMは従量制の接続料が高く、スピードも遅いというのが常識で、使い過ぎて速度制限がかかる=パケ死という言葉が生まれるほどでした。しかし、スマホが普及し、データ回線が安くなってきて、速度も進化すると、急速にSIMの時代になってきました。
 自宅のインターネットも、壁に穴をあけて電柱から光ファイバーを引き込むという工事も不要な、データSIMを使うポケットWiFiを使う人が増えています。これまでは7GB・月が一般的でしたが、固定回線と同じ、月30GB 使える契約も登場しています。パソコンを使わない人は、スマホのSIM契約だけで十分なのです。SIMがあるのにwifi接続は、バッテリー消耗も大きく、スマホにとって有利なことはなにもない状況です。

 昨年登場した、ポケモンGoの流行で、SIM接続の進化を実感しました。屋外でも常時接続できる携帯電波での接続は、今後はパソコンにも組み込まれるでしょう。MicrosoftのスーパータブレットsutfaceにもSIMモデルはありません。しかし、今後はノートパソコンやだすくとっぷパソコンにもSIMモデルが登場すると思います。そうなると、固定回線の光ファイバーも絶滅するのでしょうね。