2021年3月29日月曜日

更新して再起動

 Windows10の更新は、ダウンロード・インストール・ 再起動が必要なものがあり、起動中にインストールできない場合、システムをシャットダウンしてインストールされ、システム再起動の際に新しく読み込まれます。その場合は、シャットダウン時にも再起動時にも時間がかかります。windowsを使っているときには、更新を完了できないので、シャットダウンと再起動が必要です。これが、複数の更新がある場合、何度か繰り返されることもあり、使用中でない時を選んで更新を実行することも選べます。仕事を終了して、パソコンをシャットダウンするときに、「更新してシャットダウン」か「更新して再起動」を選べました。後者を選ぶと、再起動した後で再びシャットダウンしなければならず、それを待てない場合は、半分だけ更新を実行する「更新してシャットダウン」で終わらせます。しかし、翌日起動するときに、残りの更新をするのでいつもより起動が遅くなります。分かっている場合は良いのですが、電源を入れても黒い画面で中々起動しないので、電源を入れ忘れたかと思ってもう一度電源ボタンを押すと、「電源を切らないでください」のメッセージを無視して電源を切ってしまう事故が多いのです。「まだ電源が入らない!」と思って再び切ったり入れたりすると、本当に壊れてしまいます。そこで、更新は「更新して再起動」で再起動した後で「シャットダウンする」のが良いのですが、新しい更新が適用された後では、これが可能になりました。

 更新が必要なとき、電源にオレンジのマークがつくようになりましたが、この時選べるオプションが増えたのです。どこが変わったのか分からない人も多いですが、4つに増えています。それぞれ、時間のかかる更新をしないでシャットダウン・再起動が選べます。オレンジのマークがついた「更新してシャットダウン」「更新して再起動」は以前からありましたが、「更新してシャットダウン」は内容が変わりました。更新を完了してシャットダウンということで、再起動が必要な場合は、再起動してシャットダウンします。残りの更新を起動時に残してシャットダウンするのでなく、更新して再起動してシャットダウンするという意味です。せっかちなユーザーが、一番選ぶことの多かった「更新して残りは再起動時に実行するシャットダウン」が「すべて更新を終えて再起動してシャットダウンする」という無いようになりました。安心して、更新してシャットダウンできます。更新をしないでシャットダウンや再起動もできるようになりました。さて、これで更新でパソコンを壊す人が減るのかどうか・・